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介護のやりがいと誇り~特別養護老人ホーム眺峰園 大原 脩~

更新日:2019年12月25日



Q1:大原さんが介護福祉士になられた『キッカケ』を教えてください。


A:高校の時に曽祖母が入居する老人ホームでスタッフさんが曽祖母の為に頑張って下さっている姿に感動したのが介護の仕事についた『キッカケ』です。また、高校では、陸上部の“マネージャー”をしていました。部員の為に何かできることはないか考えて動けたことが、今の仕事に繋がっていると思います。

そういった経緯があり、大学生の時は、ソーシャルワーカー(社会福祉士)を目指していて、卒業する頃には、社会福祉士の資格を取得しました。また、大学生の頃に、高齢者介護施設などに行き、高齢者の方とふれあうことで、価値観が変わったのも今のしごとについたキッカケです。

その後、県の社会福祉事業団を受け、縁あって、特別養護老人ホーム眺峰園に勤務することになりました。


※1 社会福祉士:身体的・精神的・経済的なハンディキャップのある人から相談を受け、日常生活がスムーズに営めるように支援を行ったり、困っていることを解決できるように支える仕事

 



















Q2:働いてみて、(介護職について)わかった点や変わったイメージなどを教えてください。

A:1年目は毎日イメージとのギャップに悩まされました。

実際に現場に入ってみて、認知症の症状をもつ入居者様が多く、認知症の症状に困惑しました。自分が伝えたいことが上手く伝わらなかったり、こちらが予想していない行動をとられたときに、どう対応していいのか分からなかったりすることもありました。今も感じることはあるのですが、特に1年目は頻繁にありました。

また、1人で夜勤を行うことにも、「人の命を預かる」怖さ・プレッシャーを感じていました。

以前、目の前で利用者さんが骨折されたことがあり、その時は思わず泣いてしまいました。あの事故は、自分がしっかりしていれば防げたのではと悔やみました。

しばらくはその出来事を引きずってしまい、辞めることも考えてしまいましたが、もう一度頑張ろうと思えたのは、職場の先輩が親身に話を聞いてくれたからです。

こんなに親身になって話を聞いてくださる先輩がおられるのに、ここで辞めてしまっては、悔しいと強く思いました。


Q3:現在、働いてみて、感じる介護の仕事の『やりがいや誇り』を教えてください。

A:「ありがとう」という言葉がやりがいであり支えです。

利用者さんや、ご家族から「ありがとう」と言ってもらえるこの仕事に誇りを感じます。

こんなに利用者さん(人)の暮らしの中に直接関わることのできる仕事はなかなかないと思います。 





Q4:プライベートでは、どんなことをしてリフレッシュされてますか?

A.プライベートは友達と飲みに行ったり、ショッピング、野球観戦などをしています。

介護のしごとは平日休みも多いので、良く介護仲間と遊んでいます。プライベートの時間も思った以上にあるし、 どこに行っても混んでないのがいいですね。




Q5:これからの目標を教えてください。

A.今は職場で介護をする際には、先輩職員をみてやり方を考えたり直接聞いて教わったりしています。しかし、今後は一人一人の状態にあった介護を自分で考えて実践できるようになりたいと考えています。また、介護を通して相手の生活を支援し、望んでいる生活を送ってもらえるように、今よりも一人一人に寄り添って介護をできるようになることが今の目標です。




取材協力:特別養護老人ホーム眺峰園



島根県 介護の仕事イメージアップ広報動画


◆第1弾『井手上漠の夏休み介護の職場体験』 https://youtu.be/VgWiaQiLEOo

◆第2弾『介護のしごと~やりがいと誇り~』


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